宝圓寺 様 (高山市漆垣内町)
飛騨特有のやわらかな風土が仏教を育んだのでしょうか、飛騨には町中だけでなく、里山近くにもお寺が数多く建立されています。宝圓寺もその一つで真宗大谷派の寺院です。振返れば50年以上も前、小杉仏壇の先代が手掛けたご縁で、再び私どもに修復のご依頼がありました。
お内陣が3間通しのため前柱がありません。そのため巻障子が自重で下がり、閉まらない状態でした。せっかくの巻障子はカーテンを取って代られており、開閉をスライドで行う巻障子をご提案いたしました。
本堂の梁や柱に狂いが生じているために、巻障子の木地の垂直や水平に手間取りました。また、先代のときには修理が施されなかった外陣正面をこの機に修復しましたが、塗りの劣化が思ったよりもひどく、手間がかなりかかりました。
施工年月
平成15年5月~9月
ご修復内容
- 御内陣修復工事
- 巻障子スライド式取替
- 寺号額
- 神前灯篭本金メッキ洗い
- 輪灯瓔珞修理洗濯