一念寺 様 (高山市清見町三ツ谷)
西光寺と同様、里山に佇む浄土真宗大谷派の寺院です。蓮如忌を前に老朽化した屋根の銅板葺替えをされましたが、それに伴って限られた予算で本堂の中も綺麗にしたい。長年にわたり教員と住職という二足の草鞋を穿くなかでの一世一代の修復となりました。
壇廻りの彫りをはじめとし、お内陣の金具を全てを洗い、本金メッキ仕上げを施しました。また巻障子は24枚を洗濯し、金具から塗りを含め修復しました。修復した箇所と未修復の箇所のバランスを考えながら、効果的な修復プランを立てました。
予算をかけずに天井を明るくしたい。天井板に金紙を貼ることで住職の願いを叶えることにしました。ところが天井板を外すとなるとおおごとで、一枚一枚の天井板は建立当時、手打釘で打たれ錆びついた状態です。
大工の手を借りずに剥がす作業は難儀しました。
施工年月
平成14年10月~平成15年3月
ご修復内容
- 御内陣一式 金具洗い本金メッキ仕上げ
- 御内陣洗い磨き出し一式
- 巻障子 洗濯修理修復
- 上壇廻り 彫刻 金箔押し一式
- 金紙張替え (法名の間)
- 御内陣天井板 取替金紙張
- 御影堂型余間卓 3尺5寸金具打 洗濯修理