西光寺 様 (高山市清見町大谷)
世帯数が15という過疎の集落。ここには大地の光を一身に集めるとでもいうようにしだれ桜が咲き、薄緋色一色に染まる伽藍が、村びとの心の拠り所になっています。ご住職が当社でおこなった近隣の寺院の修復を見て、お話をいただきました。
お内陣の宮殿須弥壇の洗濯をしてほしいとの依頼でしたが、宮殿須弥壇の意匠が大変古いため、新調されることを提案いたしました。修復予算をオーバーしないようにするために、木地は海外品を使用しましたが、漆塗りや金紙貼りなどは寺院修復に携わる職人が行いました。
燦然と光り輝く金色と重鎮な黒塗をイメージしましたが、旧態依然としたデザインはお洗濯でどうやっても新しくすることはできません。同じ費用をかけるのであれば、お客さんには喜んでいただきたい。予算と葛藤しながらの仕事でしたが、みんなの思いを形にすることができました。
施工年月
平成14年9月~平成15年4月
ご修復内容
- 御宮殿 及び 御須弥壇新調
- 御開山厨子 及び 御開山厨子須弥壇新調
- 御内陣金紙張り
- 欄間一式洗濯修理
- 御内陣洗い磨き出し一式